2008年10月01日(水)
これでいいのだ 
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kyoちゃんの誕生日だ!!
誕生日で15歳!
なんと彼女が生れて
15年になる。。。
という事は嫁と結婚して16年。。。
16年……えぇぇ、、16年も。。。。
これから16年すると
私は58歳…まだ多分というか確実になんらかの形で
働いている…・長い道のりではないか、、、、、どうも、、、
私は実直にかつ誠心誠意充実感をもって働いているつもり
なのだが、どうも、、、、家に帰ると、自分が、
エジプトのピラミッドに積む石を縄で運んでいる人足のように思え、
その石の上に鞭をもった銀行員と嫁とが乗っているように感じるのは
なぜなのだろう、、、、か????
はぁ~、、。。
まぁそれはどうでもいいのだが。
早いものである。
15年といっても、私の場合結婚当初から家を開けることが
多かったので実際は半分くらいの月日しか一緒に居ないくらいの
計算になる。。。特別な理由ではない、、長期出張が職務だったからだ
まぁ所謂、遠洋漁業の漁師のようなものなのだが
だが、、、それでもアッという間のような気がする。。。
2500グラムそこそこの赤ん坊
そう、家族や仲間でバーベキューに行って食べるぐらい
の肉の量と同じ大きさの赤ん坊が・・
今や
165センチを越す勢いである
私と並んでも小ささを感じない、、、、、これはどこまで大きくなるのか???
以前も書いたが
道端のカーブミラーで髪の毛を治す位までデカくなったらどうしよう…
と下らない考えがそうでもなく感じる時があるのが恐ろしい。。。。。。
確かに、大きくなれよぉー!一杯食べなあかんでぇー!と
言うには言ったが…・しかしこうもニョキニョキ短期間で“デカク”なるとは、、、
15歳
来年は高校生だ。
どこの高校にいくのか、母親とはよく話しをしているようだが、
当然私になど相談はない。したがって嫁がスポークスマンとなり
私に彼女の動静を伝えてくる。。。
まぁ仕方がない、、構っても反応なし、構わなくても反応なし。
これはこの位の年のどの子もそうらしいのだが、、私は構う。嫌がっても構う。
毎日なにがあったか、聞く。答えがあろうがなかろうが聞く。
その上で嫁からの動静を聞く。。
総合的な情報を集めているのである!
ってなんに使う情報か?
別段なんの役にも立たないのであるが・・
まぁはっきり行って“気になる”のである。
毎日帰ってきてはメールをしきりに打っているが
あれも気になる。
電話がかかってきて自分の部屋で長いこと話をしているが
あれも気になる。。
嫁に誰やと
聞き
○ ○ちゃんとちゃうか
と言われると、その○○ちゃんがどういう子か気になる
そのくせ
いっぱい友達の名前は聞くものの
いつまでたっても覚えられない。。。
そして娘と同じように友人をニックネームで呼んでしまい
怒られるのである。。。
所謂、モーニング娘が全て同じに見え、AKB48などになると
もうなにがなんだかわからなくなり卒倒しそうになる“おっさん独特”の感受性という
やつである。。
先日も弟のU君の運動会に行き
昼飯を木陰で食べていると、Kyoちゃんとバレー部で一緒の子達が
自分たちの弟や妹を見に来ていて私に気づき挨拶をしてくれた。
そしてどうぞとアメやガムをくれたのである。実に真面目で好感の
もてる娘さんたちであったのだが、、
その数日後、そのことをKyoちゃんに言うと、一気に不機嫌になり、、
良いのか悪いのか一切の内容もないまま、フンっ!と部屋に行った。。。
一体どうゆうことなのだろうか?
父親というのがこの年の女の子にとって、
私がどんなにお洒落をしても、なにをしても
どんなにもがいても這い上がれない“男性ヒエラルキーの中での
ローカースト”であることは先刻承知なのだが、それにしてもである…・
なんというのかなぁ
天才バカボンでバカボンのママが同窓会でバカボンのパパ、そう自分のアホな主人を
隠すという場面があったのだが、、、
それに近いのだろうか?
しかしあの場面は最後、バカボンのパパがママのことを間違っていると直言し
ママが自分を恥じるということで結末を迎え
これでいいのだ!
と、終わるのであるが
私にはどうも、、、“これでいいのか?”という結末しかない。。。
そういやバカボンのパパって41歳くらいの設定だったよなぁ
私と同い年じゃないかぁ…はぁ~あ。。
そんな彼女との今日この頃なのだが
ある休日の昼前、目覚めると家には誰も居なかった。
眠たい目をこすり携帯を開けると、嫁からメールが入っていた。
「Kyoちゃんのバレーの試合を見に行きます。」
と入っていた。
珍しい事ではないのだが、まぁそういう事かと気にも止めず
ラーメンをすすりながらテレビを見ていた。
すると又メールが入った
うん?誰?とディスプレイを見ると
嫁からである。。
なにかあった?と慌てて画面を見ると
「今日見に来ないの?Kyoちゃん最後の試合やで、3年間やり通した事、誉めたらんで良いの?」
と、あった。。。
うーん…・そうか最後の試合か、、、、確かに3年間朝も晩も休日も休まず
頑張って続けていた。レギュラーになった途端、試合で足を痛めレギュラーから
陥落。。。でもその後も頑張って最後まで…
確かに頑張ったよな!
Kyoちゃんは真面目なのだが、それが案外アダになることが多かった。
ピアノも小学バレーも、どれも途中で辞めてしまった。なんというのか、気の弱い
所も引っ込み思案なこともあるだが、なにかが続かなかった。
その都度、私は
もう、ええんちゃうかぁ!
その内続けられるもんがでてくるわぁ!と気楽に辞めることを許してきたのだが、
本人にはその連鎖がどうにもやるせなかったみたいだった。
だから中学校に入りバレー部を選んだと聞いたとき、バレー部は地域の小学バレーの経験者
がほとんどだからなかなかレギュラーになるどころか、、また辞めるのではないか?その選択
はどうかな?と心配したものであった。。。
しかしなんと気づけば最後まで続けていた。
レギュラーであろうがなかろうが続けられたのだ。
確かに良いお友達に恵まれたことも大きかったと思うし、先生も一度お会いしたが
情熱的な先生だった。そのことも大きな要因だったと思う。
そんなKyoちゃんのバレー部最後の試合か…
そうやなぁこれは見にいかなあかんやろ!
と気持ちを切り替え、パジャマからジャージ、、(私はスーツかパジャマかジャージしか服が無い…これが大体嫌われる最大なのかもしれないが。。。)に着替え出かける支度をしていると
又またメールが!
ディスプレイを見ると
又、嫁である!
“もう、わかっとるっちゅうねん!”
と画面を見ると
「ホンマに来いひんのん?○○ちゃんとこなんか、離婚したパパも来てはるし、
○ ○ちゃんとこは離婚したパパと新たにお母さんが付き合ったはる恋人まで
来てはるんやで!見渡したらパパだけちゃうかな?来てないの…父親で!!」
…・と、、、あった。。。
なにも、そんな極端な例を出して脅迫しなくても…
こうなると、妙な競争心というのか?なんというのか?
離婚した父親が娘を見に来てその成長に涙する、そういう場面が浮かんできて、
方や場面が変わると、そうでない普通の父親である私がラーメンをすすり家で
屁をこきながらテレビを見ているというような相関図、なんともいえない間抜けな
自分の姿が鮮明な画像として浮かび上がってきたのだった!
こ、これは!どうなん??!!と!
大急ぎで自転車をこぎ会場に向かった!
会場につくと体育館は満員でコートの周りを親が埋め尽くしていた。
嫁がどこにいるのかさっぱり分からないし、大体、Kyoちゃんの試合が何時始まるのかすら分からない…
しかしコートを凝視すると
なんとKyoちゃんの学校じゃないか!
すると
あーーーーーーーーー!!!
出てる!!!
点を見るともう最後に近い
しかも勝っている!!!
おぉ!Kyoちゃんレシーブ
あぁぁぁっぁぁ
点が入った!
勝ったぁ!!
会場中大きな歓声!!
Kyoちゃんたちバレー部員が皆抱き合って喜んでいる!
その輪の中にKyoちゃんがいる!
ものすごく弾けたKyoちゃんの姿がある!
普段、私がみたことのない
Kyoちゃんの姿だ・・
大きくなッた
なんにもした覚えはないけど
大きくなっている。
15年
あと5年もすれば二十歳。。もう5年で、、、
Kyoちゃんには歳が増えていくように感じるけど
私はなんか減っていくように感じる。。。
あとどれくらい一緒にいられるのかなぁ?
コートで飛び跳ねているKyoちゃんを遠くで眺めていると
涙が滲んできた・・
大きくなッた姿に涙したのか
なくなっていく時間にほんの少し、
ちょっとだけ
気づいた涙だったのか
自分でもよくわからない
涙だった。。。
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