2005年08月21日(日)
異★人 
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今回は一泊で最後は小倉からの帰りで、久しぶりに電車による長距離の出張でした。
昨日、大阪に商用があったので大阪から新幹線に乗り出張をスタートさせたのですが、新大阪の新幹線のホームで“チャーリー浜”を見かけました。一瞬そうかな?と思い、再度凝視すると間違いありませんでした。多いのか少ないのか分かりませんが、案外有名人と過去遭遇してきました。
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直近では1ヶ月程前、京都駅で一人時間つぶしに喫茶店に入ったところ、私の座った隣の席に派手なシャツを着た人物とスーツ姿の二人の計三人が愉快に談笑していました。
コーヒーを注文しタバコに火をつけ何気なく隣を見ると、“うん?どっかでみたなぁ?”
よーく見ると鳩山由紀夫でした。しばらくすると気づいた人が次々と握手を求めにきていました。特に関心のある人物では無いのだが興味をもって眺めていると、確かに政治家だけあってものすごく丁寧な対応とスマートな立ち居振舞いであったのが非常に印象的でした。しかし圧倒されるようなオーラはまったく感じなかった。
こういった偶然の遭遇で、私が自慢にしている事例が二つある。ひとつは東京駅の新幹線ホームで新幹線を待っているとき逢った“吉田拓郎”である。数名のグループで新幹線を待っていたみたいで、本人はメールばかりしていたのを覚えている。ちょうど正午位で乗客も少なく騒がれる事もなかったが、何故か恐れ多くてというか近寄りがたく、近づけないまま遠巻きに眺めていた。何と言うか、虫を観察しているような感じだった。
もう一つは伊丹空港で遭遇した“デビッド・ボウイ”である。
景気の良かった時分、会社でシンガポールに旅行し、その帰り空港の荷物を受け取る所での遭遇でした。ベルトコンベヤーでゴロゴロ荷物が流れてきて、それを各自が受け取る場所でボーッと荷物を待っていると、私の隣に立っていた同僚の女性がツンツンと私を突つくので
彼女の顔をみると、私の隣の人物を指差していました。「どうしたん?」
「…・・」無言のまま人差し指を続けて指すので、その人物をみると外人でした。
「外人珍しい?」と聞き返すと、声を出さず口をパクパクしてなにかを伝えたそうでした。
「はぁー????」と再度見ると、えっーーーーーーーーーーーーーーーー!
うっそーボウイ?と同僚の女性に目で確認すると何度も頷いたので、今度は凝視しました。
すると視線に気づいたのか、私に向かってウインクをしました。イメージより背も高く、その時の格好は今でも覚えています。ギンガムチェックのジャケットに黒のスリムなパンツ、そして耳には変わったピアスをしていました。そして荷物の量が半端じゃなく多く、カートにてんこ盛り状態でした。その当時黒人のモデルと付き合っていたみたいで、その女性がカートの前を悠々と歩き、その後ろを荷物一杯のカートを押しながら“我らがボウイ”はついていっていました。空港を出る間際に大多数の人が気づいたみたいで瞬間的にパニック状態になりかけましたが、あっという間に空港を出て消えて行きました。
いずれにしても逢ったからどうと言う事はないのだが、なぜか得をしたような気分になる。
特別な存在との遭遇はそうそうあるものではないし、本来はお金を出して、もしくは時間を使って、大多数がその人物に逢うために集う場所でしか逢えない事を考えると、面と向かって遭遇するのはその人物が好き嫌いに関係なくテンションがあがるものである。
子供の時分、外人に遭遇しただけでも「あっ外人やー」と興味の眼で凝視したのを覚えている。
勿論テレビや雑誌で見ているのだが、実際に会うのは別次元なのである。
金髪の外人は間違いなく特別な存在だったし、ましてや黒人などと遭遇した子供は自慢していた。
「こないだ黒人見たんやど!」
「えぇぇーすごーい」
「体黒いのに、手のひら真っ白なんや」
「へぇぇぇぇぇ」
そして当時の子供は決まって英語というと“ディス・イズ・ア・ペン!”と言い、遭遇した外人相手に連呼合唱するのだ。
今から思うと滑稽だが、私の住まいは田舎のせいもあり、そうそう外人と遭遇することはありませんでした。その当時外人=アメリカ人だと思っていたし、大半の遭遇した外人は今から思うと“モルモン教”の布教者だった。彼らは決まって自転車に乗っていた。
しかし我々地域の子供にとっては外人は非日常の人物で、遭遇すると結構“おー”という感じがありましたし、なかには“サイン”まで貰う子供もいました。まさしく“異人”さんなのでした。
先日公園でU君と遊んでいると,「あっサミー君や!」というので子供のくせに生意気なニックネーム付けやがってと思いその子を見ると“金髪の外人”だった。
「サミー君、オッス」
「U君、オッス」
普通に会話してるではないか!
家に帰り嫁に驚きを説明すると、「なに言うてるの、ハーフの子結構いるし、親との懇談とか外人さん結構きてるよ、父親参観で気づかへんかった?」と当たり前のように答えられた。そして最近は学校にたまにであるが外人がきて英語を教えるらしい。
知らないうちに我が田舎もグローバル、ボーダレスの波の中にいたのである。
U君たちは少なからず私なんかより確実に地球人なのである。
U君たちにとって異人さんなんて無いのかもしれない、今後あるとしたらひょっとして“異星人さん”なのかもしれない。
U君のひ孫かその又子孫かもしれないが、
「こないだバルカン星人みてんど!」
「えぇぇすごーい!」
「耳とがっとんねん!」
「へぇぇぇぇぇ」
とか、
奥様!御長男のご結婚おめでとうございます!お相手は“クリンゴン星人”?
それは良縁でよかったですね!お住まいはどちらに決めましたの?
えぇ3万光年先の惑星ですわ。二人で勝手に決めましたのよ!
へぇー、でも最近はワープ技術も進化しましたし、まぁお近くですよ、ほっほっほっー!
なんて時代が来るかも。。。。。。

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