2008年03月13日(木)

fire 交信 fire

 交信 仕事中、たまに嫁からメールが入ることがある。。

他愛も無い内容(…と言うと怒るだろうが。。)なのであるが
その大半は、こちらの事情を確認する、例えば帰宅時間とか、週末の予定であるとか、家に届く郵便物などと普通考えがちだが、それが案外違う。





ではどのような内容か?というと





大半、自分の事、そう身の回りで起きたことの感想だったりするのである。

メールとは案外そういうものなのかも?と考えさせられた。。

うーん??簡単に言えば、よく友達の家で見せられる、その家の子供の運動会のムービーみたいな・・見せられた方は至極“ツマンナイ”のであるが、友人の子供が映っているという事を考えれば足下に“ツマラン!”とも言えず、かといってその画面から顔を逸らすこともできない、実にストレスの溜まる瞬間に近いのかも?と考えた。。

それを聞いて、また見て、知って・・俺にどうせいちゅうねん?という感覚??
さて、、受け止めた俺は???
どうも・・なんとも不必要?なコミュニケーションに思えて仕方が無い。。。

あーーー!断っておくが、そんな事思っても、嫁には決して口が裂けても・・言ったことはないし、その他メールくれる方々に対しても感じたことはない。。ただ何となくその本質を突き詰めて考えると、、、、

そうじゃないかなぁ~???と思うのである。。


私のメールの根本的な考えは


「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」


メールの内容などこれで十分だ!
そして、了解したという相互間のキャッチボールが確認できれば

それでいいのである。。。。

これに勝るものはない…

こういうものが高速の情報で来る!ということに、ITのダイナミズムを感じるのであり、そこに複雑な人間、特に文章から、行間から相手の感情を探らざる負えないようなものは、実は大いに手に余るのだ…


先日も嫁からメールが着た。
しかも会議中、、、、

内容を見ると、

どうも予約した携帯電話が着たので貰いに行ったのだが、不具合が見つかりキャンセルせざる負えなかった!という事態と、、、その不具合がどうも予約した時点でメーカー側からのアナウンスがあったのに知らせることもせず、なぜユーザーである私に薦めたのか?という怒りがそのメールの文意であった。。

しかしである!

“これから我々は!”などと今会社で起きている問題を討議している最中にこのような内容のメールが入った場合、、、、

俺はどうしたら良いのか????

無視すればいい!のであるが…

大体、男は外に出れば7人の敵がいる!筈なのであり、そんな携帯云々かんぬんなど…・

戦っている最中に。。。

トホホである…


そうだ、、、これが厄介だ。。。


これが、、確かに電話だと、、絶対にしてこない時間帯であり内容でもあるのだが、メールだといつ見るか分からないし、相手の事情で見てくださいという便利さはあるのだが、タイムリーに電話の如くその情報を掴んだ場合、これは???どうなの???となる…・・


そもそもメールはどのタイミングで返信すべきなのか?もちろん内容によることは重々承知なのだが、、例えばこの場合、私は数時間のち、まぁ3・4時間後には家に帰る、、、という事は、それまでにこのメールに対する所感を返信しなくてはいけないのだろうか?????

どうもよく分からない。。。し!

突如、自分自身の今にまったく関わり無い内容。。。。。。。


そもそも、返信しなくてはいけないのだろうか??と今更ながらに私は悩むのである・・

私などは、ある意味古い考えの人間だと思うのであるが、必ず“お返し”という概念を持っているため、来たものは返すようにしている。。じゃいつ終わるの?となるが、まぁそれはさて置き
とにかく、お祝いとお返し、まさしくそれとまったく同じ考え方をメールには持っていた。。

世の中の人も大半そうだろうと思っていたが、実は違ったのだ・・それはそれで大いにショックをうけたのだ。。。

「おい!メール送ったやろ??」

「うん!」

「う、うん?って…見たんやったら、、なんで返事くれんの??」

「なんで返事せなあかんの???」

…えっ!…・

そう言えば、こちらから伝えたことに、特段返信を求める内容はない。。。

確かに、冷静に考えれば、返信の必要性はない。。。

しかしである、、届いたか?理解できたか?

気になるではないか??相手に対して分かったよぉ!という意思表示が必要ではないのか?

と、、私は思うのであるが

高速IT社会にそういったマナーは定義としてはないのだ!!
相手との関係や、その時の気分、それが中心であり

なによりも、そんなものを求めるということがマナーの中心ではないのである。。

もっと言えば!それが気になるのだったら、“電話してこい!”となる

うーん、、至って正しい論理展開ではある。。

それから考えても、私はどうも遅れているというよりも、ズレているのである。。。

私の周り、特に嫁や子供を見ていると、なんと携帯電話で電話など一切していない。

全てメールである。。。私が家に帰るのが大体8時か9時、そして就寝が12時~午前1時である。
そうなると約3~4時間なのだが、その間ひっきりなしにメールをしている。。それほどメールでやり取りするのであれば、電話すりゃすぐすむのに?と思うのであるが、、こう考えること自体がすでにズレているらしいのだそうだ…・

コミュニケーション?なのだろうか?どうも自己完結でしかないような気がしてならない。

自分側からの発信に重きが置かれ、あまり相手との重量比を天秤で均衡にしているとは思えないのは私だけなのだろうか?そもそも噛み合っているのかさえ疑わしいような気がするし、このやり取りで感情の部分までをやり取りしているというのは、あまりにも危険で大きな錯覚のような気がするのである。。

なんかメールは出す、放出機能が強すぎて、入れるという構造、許容という感覚が脆弱なような気がしてならないのである。出す一方であり、引き込まれる、もしくは包み込むという要素が極端に低いような気がする。間というものがそもそも無い。だから返信するタイミングというお互いの周波数が合うタイミングが偶然でしかないのだ。もっと言えば自己演出している自分をもう一人の自分が、都合よく且つ格好良く見つめているという実に気持ち悪さが存在する。

それが機能として同じようなものに見える手紙だとメールから見ると至って愚鈍ではあるが、不思議と香り立つような人間の匂いというか“間”があり潔さを感じる。そして感情がある。それは相手を思わなければ手紙という意思伝達の文物、文章は書けない、というか存立しない。もともとが自分のためではなく、相手のため、相手あってこのその、ある種の事物を作るという前提内容があるから成立する。わざわざ時間をかけて伝えるという事、書いて残す、それは時間を超越しても残すという意思、また他人の目に触れるかもしれないという事も要素としては存在する。

しかし、メールというのは・・

なんというのかなぁ?共有空間を拒絶した交信??

不可避な関係、人間と人間の契約を結ばない関係、、擬似、似非、バーチャル空間であり、自己本位の解釈のみで成立する世界??・

もちろん皆、手紙を否定し、メールを肯定しているわけではない。そんな人は少ないだろう。

しかし “便利”という事なのか?直接対話よりも優先している?というかメールで大半を成立させている事に、私はどうも馴染めないものを感じつづけている…

IT社会、ユビキタス、色々あり革命的な社会変革であることは間違いない。そして現実社会の中にITというとてつもない無限の広がりと時間を持つ社会ができ、数年前に比べ人間社会は過去経験したことのない、広大な空間を享受したかのように謳われているが、果たしてそうなのであろうか?もともと受け取る側の人間自体がさほど変わっていない現実を考えると、このIT社会に突入したことによって、人間本質の大事な部分を“便利”というオペレーションに置き換えてしまうことによって、数年前の人間に比べ本質的には狭い社会空間に生活するようになったのではないか?と思うのである。IT依存することは、実は人間そのものが、お互い擦りあうようにして発電しなくては明かりを灯さなかった様々なことを一気に解決したような気になり、非常に便利という言葉で消化しているが、それが実は広大無辺な他人という人間世界の面積を知らず知らず収縮させているような気がするのである。そして問題はそういった社会変革を経験した、端境期を認知したものならまだしも、生まれた瞬間からこのIT社会の人間だと、それは明らかに数年前の人間よりも狭量な社会空間享受しかできていないのではないか?と思うのである。ITのない社会のコミュニケーションを現実的には知らないのである・・これですべて社会は変わりその必要性がないというのであるならば問題はないかもしれないが、人と人が作り出す社会においてそれは論外であろう・・自己と社会とは具体的な部分でしか結論はだせない。けっしてITのバーチャル世界で完結するものではない。

電話して相手が忙しくて謝るのも一つのコミュニケーション?ではないのか?そういった気遣いがないから便利?なのだろうか?それは果たして何にとって便利であり効用があるのだろうか?
相手のためと言いつつ実のところ自分のためではないのだろうか?
相手を受け入れるということを無しにするから実に便利なのであり、そういう簡便な契約が安直に組み込まれているのではないだろうか???

ブログ炎上という現象、インターネット掲示板に罪悪なく平然と行われる苛烈な書き込み、姿なく卑怯な追い込みが蔓延しているのも、このコミュニケーション方法と無縁ではないと思うのである。相手あって交信しているようだが、どう考えても、自分という壁にボールを当てている、面倒くさいものを排除しつくしている、またお互い知った者同士の交信であったとしても、お互いがバーチャルな存在を仮定して交信、いわゆるすべて客観的な感情、他人事のような関係の癒着としか思えないのである。。

私はミクシィというものをしたことはないが、感覚的に大嫌いである。

あの欺瞞にみちたコミュニティーとういのが、どうも卑怯者の集まりのようにしか感じないのである。なんでワザワザそんなコミュニティーを求める必要があるのか?理解に苦しむ。。

もともと姿形が見えない、本質的にはバーチャルどうしの交信にどういった内容の空間を求めているのか?そこに真理の存在を感じているとしたら少し病的に思えるのである。ある意味、モラル的に問題はあるが2ちゃんねるの方がまだ、実社会の空気、ある種の人間の凶暴性に特化した擬似的雰囲気を感じることができる。360度批判に晒されるという可能性は実社会では当然内在している現実である。それから考えると気持の悪いコミュニティーに耽溺しているグループ、もしくは規定されている集団性はとてもではないが生身の世界とのギャップ、そこに身を置き安寧感を得るとは、精神衰弱があるとしか思えないし、基本的に自らを肯定してもらうためだけに活用しているとしか感じない。そんな関係が実社会で成立するか???・・間違いかもしれないし批判があるかもしれないが、これが私の受けた感覚だから否定を受け入れる余地はないし、理解を深めイメージを変える必要性すら感じない。何度か誘われたこともあるが、どうも生理的に受け付けない。最初からまったく参加しようとは思わなかった・・

問題はこれが良いのか悪いのか?という事ではなく、コミュニケーションというのはどういうものなのか?という事自体、そもそもの本質が埋没しているような気がしてならないのだ…

今日、ネットのニュースを見ていて大笑いした。

今、ミニブログなるものが大流行りらしい。どういうものか、それは短文で完結するブログらしい。なぜこのようなものが流行るのか?





『Twitter』

ミニブログの代表格は、昨年10月に米国で始まったサービスTwitterだ。アクセス調査サイト『Alexa』(アレクサ)の統計によれば、最近3カ月のアクセス者数の伸びは532%にものぼる。日本でも、先進的ブロガーが次々とハマったことから、Twitterの人気に火が点いた。現在、Twitterへのアクセスのうち16%が日本からのものだ(米国に次ぐ2位)。

Twitterの魅力は“ゆるい”コミュニケーションにある。発信者は何気ない短文を言いっぱなしにすればいい。閲覧者はそのコメントを放置してかまわない。従来的なコミュニケーション・ツール(ブログ、SNS、さらには若者の携帯電話メールなど)の場合、「投稿や返事が義務化したため負担に感じる」人もいる。。。






それは一重にブログ、ミクシィと変遷した個人メディアに疲れた結果らしいのである。

コメントに対する対応や更新に対するストレス・・・・

なんとあれほど持て囃されたセカンドライフも疲れるメディアの対象であり、無理した都会人が
入り込んだことで、どうにもダサい空間という印象、また面倒くさい代名詞のようになりつつあるらしい。。


はははははははは・・である。そしてどうでも良いことを短文で書きなぐるメディアが大流行りなのである。不思議なことにそんな輩が増えると、このどうでもよいヘンチクリンなメディアを見に来る輩が増えるらしく、ブログ並に成立しているらしいのである。そしてルールというかなんというか、すべてやり放題が前提であり、コメントがあろうがホッタラカシでOK!とにかく書きなぐりで成立なのである。。。。




“ある知人は「仕事が忙しいから昼食抜きだな」と、また別の知人は「速くご飯食べて子供を迎えに行かなきゃ」とコメントしている。知人同士(あるいは利用者全体)で同じ時間を共有しているような感覚がある。”





同じ時間を共有??感覚???

同じ時代の人間として、個人的にはこんな感覚は受け入れられない・・まったく無意味であり刹那的とも呼べない、、実に具体性を欠く馬鹿な感覚である・・・

どこまで行くのだろうか??・そこまでして何を維持したいのだろうか?
昔、チャットというのですら薄気味悪さを感じたが、今から考えれば、こちらのほうが何倍も自然であると思えるのがすでに異常なのかもしれない・・

はぁーーーーー。。。。。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。



最近よく考えることがある。。



携帯電話がなかった時分のことを、、、



付き合っている女の子と合わないとき電話はもちろんしたが

毎日していたのだろうか?

していたとしても

今のようないつでもどこでもではなかったハズだ

よぉーし!!電話するぞぉ!

ある時は小銭を一杯用意し

ある時は親に聞かれないようにコソコソと・・


今から思えば

滑稽だが

そんな時間をつくることから

スケジュールを立てていた。。

だから、

あれとこれとそれと・・えーーーと、、それからこれも話さなくては!!!

精一杯

話そう

喜ばそう


へへへへ!

でも、十分の一も話せなくて、、、


当たり前である・・相手も

あれとこれとそれと・・えーーーと、、それからこれも話さなくては!!!

だから・・・・

毎回おそらくそうだっただろうな?・多分

あんまり内容なかっただろうな・・・


でも・・

十分だった

満足だった。。


会えない、しゃべれない


そんな時でも


交信していた


心の中で



いっぱい、いっぱい




交信していたような気がする。。。。。




。。。。。




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投稿者 junca 23:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | think
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