2007年08月01日(水)
Struggle 
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小沢一郎が作る日本国に興味を持っている一人である。
今回の選挙が大勝だったから、このような事を言うのではない。私は田中角栄も好きだった。
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しかしバルカン三木と黄門様を装った偽善な福田は嫌いであった。こんな判断の根拠は生理的なものでしかない。大平は好きだった。これは田中角栄の盟友という事である。
結構、はっきりしているようで実は曖昧であり、その根拠はイメージでしかない。。。
しかし、好きなイメージ理由は明白である、私が見聞きするに
田中角栄と小沢一郎、共通項は、分り易く、具体性が常に行動原理に備わっているからだ。
和から物事を生み出すのではなく、独創性で物事を作り出し、求心力を創出する。この方法論は実に分り易い。この独創性が大事だと思う。
出る杭は打たれる、出過ぎる杭は打たれない。
しかし、出過ぎた杭は更なる挑戦者に引き抜かれる可能性もある。
独創性とは静止した状況ではない、常に流動的で前進であり、前衛である。
まだ見ぬ敵に立ち向かう。
長嶋茂雄はデビューの第一打席から引退の最後の試合まで、全てホームランだと入団当初、自然に思っていた!と何かの番組か雑誌かで知った事がある。これはマンガである。しかし、そんな事を真面目に夢想するからこそスーパースターなのであろう。素人の夢と同じ次元で生きているのである。しかし、それを真剣に挑戦するのである。。
そして本来、われわれはそんなマンガのような突拍子もない事を常に期待しているし、実際、拍手喝采するのも、冷静に考えれば常軌を逸したような独創的出来事だからではないか?と考えられる。
こんなマンガのような結果を真剣に追い求め挑戦する人間が案外何モノにもかえがたく本質は高潔なのかもしれない。
私は、今でも覚えている、高校の教師が金権政治を授業で批判していた事を。
それは田中角栄、闇将軍と言われた政治状況を憂いて出た言葉だったのであろう。しかし、私はそのころより、うん?という疑問が常に心の中で渦巻いていた。
数は力という政治力学に則って築いた派閥であったが、その当時の法的にも状況からも、政治家として何か具体的な施行を行おうとすると、その力学を解明し具体的に運用しなければ物事は動かないのも事実であったと思う。理想と現実は常に時間と具体的姿においてはズレがある。しかし、最終的な帰結点が一体いかなるものか?そして現実的にどうなのかということが一番大事であり、そのための部分で起こる障壁はどんな事をしても打破しないと、理想とするものが現実に転嫁し実現はできない。当時の金権政治を決して悪いとは思わない。
高度経済成長以降の政治家の中で特異な具体性を田中角栄は示したと思う。ある種の長嶋茂雄のようなマンガ的要素がプンプンしていた。今太閤などという異名はまさしくマンガではないか?マンガの世界の中のサラリーマン金太郎に比べても遥か次元が違う。
問題はいつでもそうだが、最終的な帰結点が蒙昧になり、所謂政策が一般庶民には見えにくい点だと思う。ロッキードからたかだか5億貰おうがそんなものどうでも良いではないか!
小佐野や児玉、儲けることが本当に本質だったのかなぁ?そんな儲けなんか比べ物にならないくらい田中角栄には突っ込んでいるんじゃないかなぁ?危ない橋も渡ったんじゃないかなぁ?それよりもそんな事が実はCIAあたりに仕組まれていたことの方が問題であり、簡単にその策に乗って世論を操作されてしまった事が実に情けなく感じる。。
今の選挙など基本的に批判選挙であり、マイナス点の差を比べているだけでしかない。
少々の問題があっても、政策の優性から減点方式で良いのではないかと常々思う。
原爆は止む負えない、なんとか還元水、それらを任命した任命責任、社会保険庁の問題、これらは政策結果に対する減点要素として考えるのは良いが、それそのもので政権・政策を判断するのは果たして本質なのだろうか?これでは誰も何もできないではないか。
少々汚い金をつかんでも、個人が儲けるためではなく、国家国民のためになるコストならば良いんじゃないかと私は思っている。
ムネオハウスが北方領土にドンドン建っても、北方領土が返還された方が良いわけである。
大体ODAなんかも本来は国家戦略的な運用要素を具体的に内包し使わなければ、われわれの税金運用としての意味は半分位の成果しかでていないであろう。貧しい人たちを助ける!という高潔な思いは良いが、しかし実際には助けるためのコストがかかるわけであり、その原資はどこから生み出すのか?
ポカンと政治と離れた所で金が生まれるわけではない。そのためのコスト捻出が出来る仕組みを作り、なおかつその益の中から人道上のコストを生み出さなくてはならない。これがリアリズムであろう。増えないもの、減る一方で、捨身ばかりを求められて成り立つはずがない。ガンガン“なんとか還元水”を飲んでも、これだけの事をやってこの人は国益を作り出した、結果、なんとか還元水は“まぁええんちゃうかぁ?”とある程度の悪事コストとして見えないと、なんかできるはずもない!!
まぁチャチャ入れられて、窮して、自殺するような輩は、結果的には私服肥やしたということしか現実的な評価は出ないかもしれない。ど根性で踏ん張れないのが邪なイメージの部分の割合を増やすことにしかならないだろう。。。
政治家なんて結局、死んだ後の後世の評価でしか具体的には評価できない。現生利益や評価が出たやつは、たぶんダメじゃないかと思う。
元警視総監・法務大臣というある種正義の番人のような
秦野章が残した言葉がリアリズムだと思う。
“政治家に徳目を求めるのは?
八百屋で魚をくれと言うに等しい“
政治と徳は矛盾するものである。
それを政治と徳を融合しているように見せかけるのが政治家のリアルな手腕であり実力だ。
そういったリアリズムが田中角栄には備わっており高校生の私にもわかり易く思えた。
田中角栄は小沢一郎を可愛がっていた。
この事実だけでも小沢一郎には並々ならぬ政治家としての素養を感じざる負えない。
新生党立ち上げの時、羽田、小沢で10億近い借金をしたと、今回の選挙番組の中で語るものがいた。まともな借金ではないであろう。。これがリアリズムだと思う。こんな金、政治家という常に表向き徳を要求される個人で回収返却できないだろう。なんで回収できるのか?利権でしかない。しかしこの借金が実は国を動かす。
そして個人の私腹とは次元の違う野望のためのコストである。どういう引き算割り算をしても、出てくるものは私腹を肥やすなどというものは出てこない。そんなことを目的にした場合、あまりにも損やリスク、損益が大きすぎ、最初から手を出すことはしない、できないぐらいに計算が立つ。
小汚く稼ぎ、利己的に私腹を肥やすやつは、必ずリスクを削り、他人に負わせる事を秘密裏に考える。自ら最初に損に手を出すことはしない。明らかな儲けをまず他人に匂わせる。しかし、いつまでも匂いを嗅がされた者に儲けが回ることはない。だから結果、その後いかように動こうとも、そういった事を行った人間は、他人から小汚いと見え見えになる。そして本人もそれで結構と居直る。こんなことでは循環しない。循環しないということは政治家のコスト捻出としては、最大のリスクになる。必ず循環する仕組みがいるのであるが、そのエンジンは意外と高潔な部分がガソリンとしては必要となるのではないかと思う。。国士としての。
どうであろう。今日の安倍晋三“おぼちゃまくん”は?
中曽根あたりに、あの昭和の妖怪とよばれた巨隗の孫だから、君にはできる!などと耳を疑うような慰めなのか声援なのかわからないコメントを送られている。。。。
小沢一郎はこの風に乗って勝っただけではないはずだ。確実に勝つための準備をしていたと思う。
勝負所、正念場とこの戦いにすべてをかけていたのであることは、誰が見ても明白であった。
早い段階で自民党の後援、業界団体の切り崩しに奔走していたはずである。組織票をつぶしにかかっていたはずであり、この急所は自民党が作ったわけである。そこにまざまざと付け込まれている。戦国の世であるならば“調略工作”だ!!
今回の選挙戦終盤、最後の段階で政治生命をかけるという言葉は計算の上でウソではなかったと思う。
信長でも秀吉でも家康でも、戦勝祈願を行い、神仏の加護を得ようと配下の前でパフォーマンスを行う。そしてこの戦いが聖戦であり、自軍が正義であると全軍に認識させ士気を上げる。しかし、これは人ごとのような風では話にならない。大将が一命を賭してもという決意が調味料としては不可欠である。そういう意味では、昭和の魑魅魍魎とした派閥政治を取りまとめた田中角栄仕込みの戦いに臨む凄味が小沢一郎には感じられた。これはある意味計算づくのパフォーマンスなのである。勝見込が立たないとなかなかできることではない。単純な突貫ではアホであり、大体そんな事を言い出すやつはその姿勢が側近にすぐにバレ、見破られ、かえって士気の低下を招いてしまう。
以前、新生党かなんか忘れたが、党員に対する説明会のような場面で、マスコミがいるにも関わらず、自らの手法を批判する党員に向かって激高したところを渡部恒三に抑えられているシーンがあったが、あれが彼の本質だと私は思う。しかし、今回は違った。
あんな短慮は見られなかった、粛々と各戦地で勝利を納めていった。しかも衆目が唖然とするような簡単な敵の落城を得ていた。。。。
自民党を出てからは常に背水だったと思う。ある意味負け戦続きだった。しかし、見事ここで蘇っている。そして彼の得意な選挙という野戦で、晩節を締めくくろうとしている。
選挙結果当日姿を現さなかったのは、様々な憶測を呼んだが、そういう心理戦を演出する必要がない大勝であったことを考えると、正直に体調不良だったと私は思う。
戦国の世も現代も、大将の健康不安は最大の弱点である。わざわざそんな不穏な憶測を呼ぶような事をして得る利点はあの時点ではなにもないと考える。
今日の安倍晋三を見ていると“豊臣秀頼”を見ているようであった。
今回の選挙は“関ヶ原”だったんじゃないか??
関ヶ原のキーマンで考えると、石田三成は中川秀直?宇喜多秀家は片山虎之助??
小早川秀秋は、実は公明党だったんじゃないだろうか??
歴史では関ヶ原の後、夏の陣、冬の陣と豊臣家滅亡に家康は形振り構わず襲いかかる。
外堀を埋め、裸城へ・・・
今、世論という堀が埋まりつつある・・・
しかし、まだまだ戦いは続く。
豊臣家最後には真田幸村という猛将も現れる。。。。
小沢一郎の次の一手にすこぶる興味がわく!!

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コメント
3バルカンは・木圭子ずペットの亀 。浮気の羊羽子を提出でぃ、『空色でぃ』ッズ ・降り痕3位?まりがたいマリガタシ。
ナターシャ クドー 2007年8月1日 16:26
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