2007年03月22日(木)
くびちょんぱ 
amazon.co.jpで くびちょんぱ を探す
忙しいような、そうで無いような・・
よく分からないが、とにかく遅い。
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帰り、居間に入ってテーブルを見ると、U君のおもちゃで“満タン”!!
はぁ~。。。暗澹たる気持ちになる。。おもちゃを掻き分けて食事を取るスペースを広げ焼酎を煽る毎日だ。。
しかしなぁ~?なんでこんなに?おもちゃが一杯??少しは片付けろよ?と顔を見るたびに言うのであり、嫁も激怒するのだが一向に治る気配がないどころか、ダンダン増えている。。自分の部屋から居間に密かに荷物を移しているのかぁ?と思うほどの物量だ。。
所謂、今話題の“ごみ屋敷”の、テーブル版のである。。
我が家の子供は変わっている。
居間が好きなのだ。。Kyoちゃんも中学に入り家族と距離を置き出したのだが、学校や塾から帰ってきても自分の部屋へ直行などはない。まず居間にいる。テレビがあるからか?と考えるが
どうも、そうではない。テレビを見ていない時でも居間にいる。U君など自分の部屋には寝るとき以外には行かないような感じだ。。
うーん。。私などは親が煙たかったせいもあるが、自分の部屋をもらった瞬間に天岩戸のごとく出て行かなかったし、出て行っても食事をするくらいであった。。
ふー・・まぁどうでも良いのだが。。。
焼酎を飲みながら、何気なくU君のおもちゃで山積みになったテーブルを掻き分け掻き分け今日の夕刊を探していると、色んなおもちゃが手の上に乗っかってくる。。
なんだぁ?こんなものいるのかぁ?というような物までが混ざっている。。
これが案外子供にとっては大事なものだったりする。
食べたあとのお菓子の箱だったり、チラシの切れ端だったり、大人から見るとゴミにしか見えないものが子供にとっては宝物だったりする。。
まぁなぁ~。。自分も思い返せばそうだった。。
今から思うと、なんであんなものを執拗に欲しがったんだろうと言うのがある。
しかしこれがたまに思い出すと懐かしいというより、いまだに執着を持っていたりするのだ。だから世の中の“大人買い”なる現象があるのだろうと思う。
私の場合、欲しくて欲しくてというもので結局買って貰えなかったものの最大が、“バッティングマシーン”だ。私と同じ世代の人だと覚えていると思うが、プロ野球のバッティングマシーンのような形をした機械がピン球を連続で投げてくれるのである。
小さなものなので台の上などに置き、プラスティックのバットで打つというだけのことなのだが、これが発売当時、結構な頻度でTVコマーシャルとして流れており、初めて見た瞬間に“欲しい”という強い欲求が、心に灯をともしたのを昨日のことのように覚えている。。
誕生日などに親に“おねだり”するのだが、“そんなもんいらんやろ!、実際の球、打たなどうすんねん!”という言葉とともに高い高い嘆きの壁が私の前に立ちはだかった。。
そうなると欲しいという欲求はいやがうえにも高まり、ダンボールや新聞紙などで、似たようなものを作る。もちろん自動ではないのだから手動でそれらしい動きをしなくてはいけない、方やボール方やバットという関係を考えると、必ずその偽物バッティングマシーンにはもう一人の助手?が必要になり、無理やり妹に手伝わせたりしていた。
今から思うと滑稽である。。。。
ダンボールで作った、“ちゃち”なアームに新聞紙を丸めたボールを乗せ、それを妹にバッティングマシンーンのように円を描きながら投げさすのである。。
よくよく考えれば、普通に投げてもらうほうがいくらか楽しいはずなのだが、そこはやはりバッティングマシーンを買ったという雰囲気を味あわなくては気がすまなかったのである。。
泣きじゃくる妹を叱りながら、無理に続けたものである。。
「そうとちゃうやろ!!TVみたいにせいや!!あほ!」
妹にとっては災難でしかない。。。
何回かに一回、本物のバッティングマシーンのような瞬間が生まれる!
パシッ!おっ!すげー!本物みたい!!!!
それだけでも満足であった!いや、これで暫く気持ちが治まるのである。。。。。。
大体、今の子供と違い、私だけなのか、私と同世代だけなのか?良く分からないが、欲しいと思って親に相談して、「おっ、いいよ!」などという事になったのは少ない。というよりも皆無であった。大抵「それはあかん、こっちにしたら?」という親の推奨品を買うはめに、かなりの割合でなった。。利害一致などなかった。。
今度こそ自分の信念で!と思うのだが
なぜか最後親に言い含められ
「なんで?これ買ったんやろ??うーん」
となっていた。。意志薄弱なのかもしれない。
通路で寝転がって泣き叫ぶ子供が実にうらやましく感じた、あの日であった。。
そんな中でバッティングマシーンを上回る“垂涎のアイテム”が私の前に突如現れた!!!
これこそが今から思うと、なんでぇ?の極地となるアイテムなのである。。。。。。。。。
そのアイテムとは!
くびちょんぱ!である。。
今となっては知っている人もすくないはずである。
一体なんなのか?と言うと
簡単なおもちゃである。
トンボ?だったと思うが、鉛筆を一ダースだったか24本だったか忘れたが、とにかくそういった単位で買うとついてくるおまけであり、当時人気絶頂であったドリフターズの面々がキャラクターとなっていたものである。その当時であるから、メンバーは志村けんではなく荒井注であった。
単純なおもちゃで、空気の入った棒状の硬質ビニールの先に、ドリフメンバー各自の顔を模したフィギュアをつけ、棒状のビニールをグッと手で搾ると、先につけたドリフメンバーの顔がポンッと飛び出すだけのおもちゃなのである。。
しかし、これが当時、異常な人気を博した。当然、人気絶大なドリフがキャラと言うこともあったのだが、なぜかこのアイテムはそれだけの情報ではないなにかを秘めており、私もその虜になった一人であった。。
本当に今思うと何故に?となるくらい欲しかった不思議なおもちゃである。
しかし、おまけを貰うだけの鉛筆を買うことなどとてもではないが許されるはずもなく、友人が持っているのをうらやましく眺めていた。
なんとかならないかなぁ?
しかし、ろくすっぽ勉強もしない私にとって鉛筆などは慢性的に余っていた。大体新学期に買ってそれっきり、なくなるなどありえなかった。。
あ~あ。。
こういう物が流行ると、必ずと言っていいくらい二つも三つも持ってるやつが現れる。。
私など一つですらどうにもならないのに。現物すらしっかりと見たことがない状態で、
なんでこんな差があるのかなぁ~???くっそぉ~??と、いつも臍を噛み続けた。。
そんなある日、踏切を歩いていると、線路脇に落ちている物が目に飛び込んできた!!
「あっ?あれ?」
近づいて目を凝らすと!
「あっ!くびちょんぱ!」
急いで手に取ると、それは間違いなく“くびちょんぱ”であった!!
うわぁぁぁぁぁ!思わず手に入った“くびちょんぱ!”飛び上がるくらい喜んだ!
がっ!!
よく見ると
なんと
ブー!
そう、高木ブーであった。。。
「うーん・・・ブーかぁ。。。。」
確かにドリフのメンバーには違いないが、間違いなく“人気”がなかった。。
今から思うと、だから落ちていたというより、捨てられていたのである。。
しかし、ないよりマシであり、とにかく持ち帰った。
家でマジマジ眺めると、まぁ、ブーでもいいか!となる。いやブーで何が悪い、同じくびちょんぱではないか!と、ポンポン飛ばして遊んだ。。
しかし、友人たちと遊ぶ時に、皆の前に出すのは憚られた。
落ちている物を拾ったからではない。初めて持つのが“ブー”ということが異常にひっかかる。
「これではブーのファンではないか?、うーん、駄目だ・・」
そんなこんなでやっと手に入れた“くびちょんぱ”
嬉しかったのはたしかであり、欲しいと熱烈に渇望していたのも確かである。
しかし、今から思うとひつこいが、なんであんなもん?となる最大値ではある。。
しかも“くびちょんぱ”というネーミング!
どうなん??この名前??
当時もPTAに好ましくない名前ということでメーカーは糾弾されたと聞く。
そらそうだ!くびちょんぱ!なんて、今じゃ絶対につけないし、こんな名前企画段階でも軽率だ!と叱られそうである。
しかし当時は人気があり、皆、“ちょんぱちょんぱ”なんてハシャイデいた。
ネットなどで“くびちょんぱ”と検索キーワードを入れると
“首ちょんぱ”ではありませんか?と聞いてくる!そして調べると
生物において、首と胴体が切断・離脱すること。またはその状態。あるいはその切断・離脱した物体をさす。
などという恐ろしい説明が書かれている。が、くびちょんぱという“おもちゃ”は、その説明通りであることは間違いない。首がポンポン景気よく飛ぶのだから!!
あっ!
そう言えば!
この数年間
日本国中、“くびちょんぱ”だったなぁ~!
今でも流行ってる。。

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