2007年01月27日(土)

一筆啓上 

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「おー!おかえり。どうやった?野球??」
「うん。。。」
「あれっ?元気ないねぇ??どした???」
最近、試合には出れるようになったU君。
ファインプレーもあり守備はそこそこ評価されてきている。
しかし
バッティングがどうもイケナイ。。
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「打てた??」
「。。。。。」
「どれどれ??こっちきてみ。」
と、家の前で新聞紙を丸めた球でトスバッティングをする。
「ほれ!」
「バシッ!」
「ほれ!」
「バシッ!」
ほぉ~!ええやん!!少しアッパーぎみのスイングが気になるが、それでも特に悪いとも思わない。なんでやろ????
しかし、まぁ、人が投げる“生”の球と試合という独特の雰囲気でないとなんとも言えないが。。。実力よりも度胸なんかがかなりの関わりを持つ…
「そうや!U君!来週の火曜日パパ休みやからバッティングセンターいこかぁ!」
「えぇ!ほんま??いくいく!!」
「よっしゃ!学校はよ帰ってこいよ!!」
「うん!!4時に帰る!!」
と言う事で何ヶ月ぶりかで取る平日の休みに、U君にとっては初めてのバッティングセンターに行く事になった。。。
時計が4時を指した同時に
「ただいまー!!」
「おう!おかえりー!!まってたぞぉ!いこかぁ!」
「うん!おもいっきり走って帰ってきた!!早よいこ!」
「おぉ!じゃいくかぁ!」
バッティングセンターに着く。。。
駐車場に車を停めると
カキッーン!
と金属バットの良い音が響いていた!!
2階に上がると、スピード毎に、そして右打席左打席用と
合計すると10位のゲージが並んでいた。。。。
平日の夕方、2組の若者がワイワイと遊んでいるぐらいで、空いていた。。
「おい、U君??どれからいく??一番遅いのからいこかぁ!」
「うっ、うん。。」
少し緊張気味…
「ほな!この70キロや!これからいこ!」
200円を入れる
「おーし!くるぞぉ!」
ビュン!
カキーン!
「おぉ!エエ当たり!!やるやん!」
次々に来る球を打ち返す!!
うーん???これでは駄目かぁ???
この程度は簡単に打ちこなすのかぁ。。。。
終わると、ゲージからU君が出てきて
「あかん!もっと早いの!パパ!!」
「おっ、そうか!じゃ隣の80キロいくか!」
隣の80キロのゲージに入る。
「ほな!いくぞぉ!」
200円を入れる!
ビュン!
ブン!
あらっ?空振り。。
ビュン!
ブン!
また??
暫くファウル気味、チップ、ゴロ…あまり良い当たりが出ない。。
フォームも崩れている。。
「U君!もっと脇しめて!足が開きすぎ!」
と細かくアドバイスする。。。
段段必死の形相になる。。
すると、自分で腰をグッと落としたり、脇をしめたりと自然と体が工夫しだす。。
頭で考えてではない、体が自然と反応している!
すると最後の方でチョコチョコ当たりだす。。
アドバイスが効いた分けではない、慣れだ。。。
少し分かった。。これや!
気持ちの持ちようだ。。雰囲気にいつも飲み込まれてるのだ。。
監督やコーチと呼ばれる、本当に野球や指導について巧みかどうか疑問な輩に色々なアドバイスを受け、その上なれない試合という緊張した雰囲気に完全に負けているだけだ。。。
私にも経験があった。。
「おい!U君!もう1回80キロやってみ!」
「えー??また??」
「ええから、ええから!」
すると、今度は初球から良い当たりが続く!
なるほどなぁ~!!よう当たってる!球に刺し込まれもしていない!
間違い無い!
気持ちや!
「よし!次、90キロ!ちょっと早いぞぉ!」
いくらなんでも小学四年のピッチャーでこれ以上早いのはそうそういないだろう。
U君、ゲージに入る。
丁度隣のゲージで、おそらくU君より1・2歳年上の子が打っていた。。
あまり当たっていない。。そうだよな。。
「さぁ!いくぞぉ!」
ビュン!
ブン!
空振り。。。
ビュン!
ブン!
空振り。。。
暫く黙って見ていた。。
しかし、まったく当たらない!当たってもチップ。。
うーん。。
思わず口をついた!!
「絶対打つンや!いう気持ちでシバけぇー!」
隣の子が驚くような大声で怒鳴った!!
するとギュッとバットを握り、見るからに気持ちの入ったフォームに変わり、ドシッとした強打者に見えた!!!
ビュン!
カキーン!!!
「おぉ!すごい!!負けるナァ!体の前で叩けぇー!」
そこからクリーンヒット連発!!
いろいろ、フォームのチェックもあるだろうが…
なんと、一発の怒鳴り声でこうも変わるのかぁ????
言葉の威力か???
あまりダラダラ、ゴタク並べても効果ないなぁ??
一言の大きさってあるなぁ…と感心した。。。
一言の大きさで思い出した。。
先日ネットのニュースを見ていて目にとまった。。
“新一筆啓上賞決定”
なんだぁ~???
クリックすると
一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ
徳川家累代の家臣で、勇猛な武将「鬼作左」として知られ恐れられた本多作左衛門重次が、長篠の役の陣中から、妻女に宛てた日本一短い手紙である。
これからヒントを得て、福井県丸岡町が日本で一番短い手紙文の再現、手紙文化の復権を目指そうということから始めた。文中の“お仙”とは重次の息子仙千代で、後の丸岡城6代目城主となった本多成重である。
へぇ~!なんかどっかで聞いたことがあるぞぉ!
面白いナァ!
日本人、そして日本語独特の文化や!!
言霊なんていう感性を持つ民族であるからこそ出きる技や!
(往)「妻へ」
おまえは判断力が無い!
(復)「夫へ」
はい、あなたを選ぶとき、全部使い果しました
はははははは!鋭い!
(往)「元妻へ」
もう一度・・・。
(復)「元夫へ」
もう二度と!。
こんな人、周りにおるなぁ~!
〔子から母へ〕
お母さんへ 私はしばらく家出をします。さがさないで下さい。
〔母から子へ〕
いってらっしゃい。晩ご飯までには帰ってくるのよ。今日はハンバーグだからね。
そうなんだよなぁ~、出ていってやるぅ~って家出ごっこ?みたいになった事あったもんな。。
〔子から母へ〕
母さん、僕の部屋をかってに掃除せんといて。見られたくない物もあるしさ。
〔母から子へ〕
子よ、母はお前の部屋が汚くなるのをほっとけない。見たい物もあるし。
中学のある日、学校から帰ってきて、隠していた“エロ本”が綺麗に机の上に置いてあったのには背筋が寒くなったなぁ。。。。
父さんへ
「父さんは、何歳から薄くなった?」
息子へ
「人生、引き際が肝心や。生え際やない」
その通り!!はは・・
父さんへ
「老人病院でも、また窓際族だね。でも今度は、神様がよく見える特別席だよね。」
なんか泣けてくるぞぉ。。。
「お父さん。あまり関係がないようで、かなり関係があるかも」
父親って。。。グスン。。。
「昔、一生使おうと思っていたサッカーボール、今ではどこへ行ったのだろうか。」
。。。。。。そんなものが一杯あるなぁ。。。。。。
一筆啓上、いいなぁ!
切れ味が好きかも!!
ところで、バッティングセンターの話しだが
私の怒鳴り声で覚醒?したU君!自信満万の笑顔!
「パパ、90キロはやっぱり早いわぁ!」
「そうかぁ!いけるかぁ??」
「いけるかどうかは、分からんけど!」
「生意気に!はははは」
フッと思った!
俺も打ったろ!バシッと!!
ちょっとええとこ見せたろ!U君に!実際に見せて、バッティングとは何か?を教えたらんと!
まぁ、無言の指導やな!!
90キロのゲージに入る。。
「おーし!U君ちゃんと後ろから見とけよ!」
「うん!」
ビュン!
おぉぉぉぉぉー!はっ、早い。。。。。
手が出なかった。。。
あれっ???
ビュン!
ブン!
ビュン!
ブン
全然当たらない。。。
十年何ぶりかで打席に入り見た球。。。。全然手におえない。。。
後ろで見ているU君の視線が背中にビンビン刺さる。。。。。
終わった。。。
2回バットにかすっただけだ。。。トほほ。。
。。。。。。一筆啓上。。。。
息子へ
「もう1回!!」
父さんへ
「はよ帰ろ、誰にも言わんから。。」
トホホ…・

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うちも元旦から、大和郡山のバッティングセンターに行ってました。りゅうちん。(小2)は、90km打ってましたけど…(笑)。
うちの近くにバッティングセンターないのよね…(泣)。