2006年11月15日(水)
節義廉恥 
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節度を守って正義を重んじ、恥を知る心。。
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西郷隆盛を特集している雑誌を買った。
その中のコラムに目を奪われた!!
郷中教育!
郷中とは数十戸を単位とした武士の居住地区らしい。薩摩藩独特の教育である。
郷中教育とは、先輩が後輩を指導する自主教育らしい。
6、7歳を小稚児、11歳から14歳を長稚児、15歳から25歳をニ才と呼んで少年青年の階層を組み、小稚児の指導はニ才と長稚児が、長稚児の指導はニ才が行うのだ。
そしてリーダーとして稚児頭とニ才頭が選ばれ、そのリーダーは長老と呼ぶ妻帯者の先輩から指導を受けるのである。
今の時代に直すと小学校入学したての児童を小学校卒業間際から中学終了間際の青少年が指導し、小学校卒業間際から中学終了間際の青少年を高校入学から就職間も無い青年が指導し、
高校入学から就職間も無い青年を、結婚し社会でバリバリ働く者が指導するという感じじゃないだろうか?
しかし、国語・算数・理化・社会・・英語を教えるシステムではない。。
この郷中教育の精神的支柱は
「うそを言うな」 「負けるな」 「弱い者をいじめるな」
この3つだ!!
この3つを人生全てかけて教えるシステムであり、自ら範になるべく律し、地域に芽吹く新たな生命に、その清廉な理想を吹き込んでいくシステムなのだ。。
そしてここに、節度を守って正義を重んじ、恥を知る心。
の本質がある。
この郷中教育が施された地域を地図で見ると、極々僅かな面積でしかない。今の町会程度しかない。しかし、西郷隆盛、大久保利通、東郷平八郎という、この国の形を作り、この国の存亡を双肩に担った巨人が成長している。これは松下村塾も同様だ。
この意味を良く考えなくてはいけない。1つの哲学、思想がこうも大きな人物を育て上げるのである。。日本と言うある意味大きな国土の中、ホンの僅かな地域で!
決して満足な環境ではない。皆、貧しい環境下であった筈である。ともすれば即物的に世知辛い事がまかり通ってもおかしくないだろう。しかし、そうならないのは何故か?
ここに人間の、いや日本人の崇高な教育の哲学が存在するのではないだろうか?指導するということは責任を負う。先述の郷中教育は逆の考えでは、夫々の階層以下の責任は、その階層毎が責任を負うのである。曲った事が起こると、曲げた人間が悪いのではない、それを指導する者が曲っている現われであり、その責任を真っ当する義務が生じるのではないだろうか?
曲っているか否か?判断つきにくい事柄について、時には下の階層の儀を上に伝える責任も存在したのではないだろうか?
これが全て良しとは思わないが、しかし大事な本質がある。
美醜の観念が存在すると言う事だ。儒教のような1つのマニュアルを持って善悪だけを決するのではない。
人は嘘も言うだろう、負けもするだろう、弱い者もいじめるかもしれない。
しかし、必ず1対1の正悪論ではなく、公論に喫するベキ土壌が存在し、その基準に必ず美醜が存在するような気がする。ある意味尊重という事も内包されているような気もする。
なにより、守られている。正義により。。
朝、テレビを見ると、少年少女が虐めで自殺したニュースだらけである。
どの子がどれで、どうなったかなんかごちゃ混ぜになるくらいの頻度で、良く分からなくなっている。。
識者が色々語っている。
様々な原因が語られてもいる。
全て間違いではないだろう。法律、校長の権限、教育委員会の存在意義。。あげればきりが無い位で、毎朝様々な角度の新たな見解が語られている。
肯定される部分があろうと,否定し善処求める部分があろうと、この国で起こった事に対して
誰一人逃避する事はできない。
それを考えれば物事ははっきりする!
全て我々大人が悪いのではないか?
何をどう言っても、我々大人が悪い!
自らが関係する者は勿論だが、直接関係しないところの我々も含め全ての大人が悪い。
それは、自らに子供がいようといなかろうと、また、したり顔で賢論を語る識者と呼ばれ自認し、テレビに出演し報酬を得る者も含め全てである。。
こんな現実を作り出したのは誰か??
子供は見ている!大人の社会を。。
節度を守って正義を重んじ、恥を知る心。
あるか??
過去からの教育の歴史に依拠するところ?政治?法制?
どれも結果論としてではなく、過程における責任は我々全てに存在する。
十に数年足したぐらいの子供が、自ら命を断つこの状況を冗漫化して行きそうな報道。
異常事態ではないか!!
本来、こんな歳の子が、この国で一人でも自殺しようものなら、国家を上げてその状況を憂いなくてはいけないのではないか??
そんな事もあるわなぁ~!など、変な相対感があってはいけないのではないか??
我々が小さい時分、十歳そこそこの子が自殺するなど考えられたであろうか??
どこで覚えるのか??
今の時代やったら!などと言う意見がすぐに出てくるが。。。
今の時代が何だ!!
識者が今朝も語っていた。
「死ぬ勇気があったら生きていける!社会にでたら…云々!」
何たる他人事のような見解!!
恥を知れ!
弱い??
そんな子供が存在する社会ではないか!
その弱さが自殺まで結びつく社会!
この社会は誰が作った?
他人事みたいな事言うな!!
誰が殺した??
何が出きる!人任せのような改革だけしか言わないではないか??
今テレビになぜこうも評論家と呼ばれる輩がゴマンと出て偉そうに語れるのか??
何もしてこなかった事に対する自身の恥はどこにあるのか??
この子たちが何れ国家を背負うのである!
仲間を自殺に追いやるような人間がいる、そんな環境が当たり前化して育つ若者がである。。
逃げろ!!
虐めが横行し、それに節度を保てない大人が管理する環境など
正義などあろう筈も無い!!
積極的に逃げろ!決して恥であらず!!
良いではないか!
無理するな!
いつまでも極寒に耐えられる人間などいるわけが無い。
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コメント
全く持って同感です。
鈴木良治 2006年11月15日 01:43
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