2006年06月25日(日)
徳球さん 
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大抵、嫁が買物している間の時間つぶしの立ち読みなのだが、ある雑誌が目にとまった。。
アウトロー列伝・・
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ペラペラと捲ると、いるわいるわ、一癖も二癖も持ち合わせた“剛”の者たちが。。
アウトローとなるとヤクザかぁ?と思ったが、さにあらず!色んな世界の存在を網羅していた。もちろんヤクザも含まれるのだが。
思わず買った!
私は日曜日午後3・4時から飲み始める。その時大概傍らには何らかの本を横に置いている。
この雑誌は買って帰って今日の酒の肴にしようと思った。。
本の内容は各アウトローの人生と写真そして彼らが残した印象的な言葉で構成されていた。とくに彼らの残した“言葉”これには“ほとほと”感心した!!!
凄い!!!
まぁ~おもろい!!
そして心が“ブルブル”する!!
恥ずかしい話だが実は私、“アウトロー”とは
アウト⇔外郭
ロー⇔ 低い
したがって、外にはみ出して普通より下の位置に身を置く人
と思っていた。。。(恥。。)
確かにアウトはそうだと思ったが、ロー(=低い)は、なんでやぁ??
とは微かに感じていた。。(言訳。。)
しかし、ローとは低いではなく“法・秩序”なのだ。。
アウトローとは
=法の保護や秩序の外にあるもの=
反骨・無頼・破天荒・天衣無縫・唯我独尊・荒唐無稽…・
しかしこれはあくまで言葉の定義でしかない。何故かアウトローという言葉にはそんなもので収まらない魅力がプンプンしている。
自分を貫き通した男達。
こう言うとカッコイイのだが、これらはあくまで客観的に見てそういった憧憬を持てる状況であろう。身近な距離で“アウトロー”に関わった人間達は“たまったものではない”という側面もある。
そういうかたちでしか生きられなかった。。。
しかし、それらも含めた彼ら・彼らに関わりのあった人々の人生全が、ある種の強烈な魅力ある絵画のように襲ってくるのは否定できない。。そして彼らの人生がキラキラと時間や角度を様々な変容を持って見なくてはいけないという欲求にかられるのも事実である。
自分の信念を貫き通すことで自爆するがごとく死んでいった男達の背中である。
この本のなかで阿佐田哲也が残した言葉が実に印象的である程度“カチッ”と嵌るものがある・・
人間というものは、水平にバランスがとれているものではなく、皆、どこかにかたよってるんだよ。。
人間のかたより方は仕事と関係のあるところではかたよっていると、世間は変な人とは思はない。しかし仕事で無いところでかたよっていると変人だといわれる。
変人タイプの方が確かな肌ざわりがある。。。。
とにかく面白い本である。
彼らの言葉には人生の本質がつまっている。並の秀才程度では吐けない珠玉の言葉だ!!
追々この本の人物についてブログで書いていきたいが、今回はその中でも一番印象に残った男について触れたい。
徳田球一だ。。
通称 “ 徳球(とっきゅう)さん”
言わずと知れた戦後日本共産党第1号の書記長である。
戦時中18年思想犯として投獄され、戦後外国人ジャーナリストに府中刑務所から救出される。共産党内において、不屈の非転向組のカリスマである。
私は正直、共産党と聞くだけでもアレルギーを起してしまう。現代の大半の人もおそらく同じであろう。しかし、戦後はすこし状況が違ったであろうことは認識している。
はっきりいって共産党の人間に対して“おぉこれは!”と感じるものがあるとは思っていなかった。徳田球一の名前と存在位は知っていたが、しかし如何なる人物であるかはしらなかった。。これは一つ反省である。
彼の残した様々な言葉と逸話は実に魅力的であった。
イデオロギーを別にして、一人の男として見たとき、実に魅力的であり、政敵からも一目置かれるその“器量”に並々ならぬ男の貫目を感じる。。
彼のある言葉に“あれっ”と目が止まった。。
この言葉、似てるなぁ??
以前、内田祐也のサイトを見ているときにジョンレノンの言葉が載っていた。
「戦争になったら兵隊全員、ズボンをおろして戦ってみなよ!どんなにくだらないことかわかるだろう!!」
実に分かりやすい。滑稽なジョークを交えながらだが、事の本質をぶっとく貫いている!!
やはりジョンレノンとは凄い!!と感心したが、今回の本の中で紹介されていた、徳田球一の言葉も同じような匂いがしたのだ!!
「もっとみんなの前に頭を低く下げて、
自分のチンポを見ろ。
毛が生えているかどうか見て考えろ!」
頭でっかちで幼稚な理屈を振り回す党幹部をつかまえて人前で怒鳴る。
現実を無視した理屈を最も嫌った徳田の言葉だ。。
デカイ男だと私は思う。。

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