2006年06月16日(金)
カンニング・ブギー 
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高校生なのだが、カンニングの疑いをかけられ、数時間に渡り複数の教員に
詰問され、それを苦に自殺した子の話が載っていた。
ニュースとしては自殺した事ではなく、その子の親が訴訟を起こし、学校側と対立しているということが論点になっていたのだが、
このカンニングという行為のニュースになぜか目が止まった。。
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まぁ!問題発言ではあるが、現代においてカンニングなどさほどの問題に感じないし、それが原因で自殺することも少し奇異にも感じられる。それほど連日幼い児童の凄惨な事件が絶え間なく流れていて、感覚がボケているのも間違いない。。
しかし自殺した子を冒涜するつもりではない。。親の気持ちを考えると、それはそれで悲しい事件だと認識している。
すこしだけ話が逸れるが、金銭についてのニュースも同じようなボケた感覚が芽生えている。
インターネット長者やファンドと呼ばれる人々が動かす金や儲けの額が、何百・何千億円と報道されることが当たり前になった昨今、何億とか何十億などという単位が
なんか、あんまり儲かってないなぁ~?ふーんそんなもんかぁ??
先日も村上ファンドがニッポン放送株をめぐる動きで儲けたのが“約30億”というニュースを見て、現在の阪急との何千億という交渉からすると、わずかな額に映ったのか、
なんやそれぐらいの儲けかい!ってな感覚になったのは、恥ずかしいが正直なところである。。
自分では到底関わる事の出来ない金額であり事象であるのだが、どうも毎日ニュースを見ていると、その中の個人の儲けまで算段している自分がいる事に気付く!
世論と報道、報道と世論とは実に怖い世界である。。
自分の金銭感覚から途方もなくかけ離れているにも関わらず、平気で自分の感覚をかけ離れ客観性を知らぬ間に破壊して当たり前の世界のように感じてしまう。。
ニュース報道の連続性とは実に恐ろしい。。
人間の嗅覚の麻痺に似て、最初は異臭と感じても、しばらくすると普通の感覚として麻痺してしまう。
そんな危ういビミョーなマインドコントロール作用がある。。
私のような単純な人間でありTVッ子は、相手もびっくりするぐらい簡単に信用してしまう。。
クワバラクワバラである。。
話は戻るが、このカンニング!
私もした事がある!!
主には大学時代であるのだが、幸いバレル事はなかった。。
もしバレれば、我が大学は即時、留年確定で登校停止であった。。
結果からいうとバレなかったが、立派に留年はしている。。
まぁ平たく言うと“落第”である。。
カンニング、実際目撃した事はないが、先輩達の話によると年に数人はいたらしいし、私が3回生の時に知り合いが一人捕まった。。
以前にも書いたが、私は大学に行くことが最大の目的であり、それが両親に対するコミットメントであった。。
したがって大学に入ってから勉強するなどの感覚はサラサラなく、学部などもどこでも良かったのだ。たまたま受かったのが“経済学部”であって、決して選んだわけではない。
だから入学早々から授業は出なかった。。というよりも
最初は出たのだが、まったく授業が分からなかった!!一般教養の英語ですら私の学力では遥かかなたのレベルに感じたし、ましてや経済学の講義など、いきなり難しい数字やグラフがボンボンと出てきてチンプンカンプンだった。。。
やぁ~めた!
と、まったくいかなくなった。。
が、一応試験だけは受けた。。分かるはずがない。。で仕方なくカンニングという行為にでるのだが、このカンニングもまったく勉強していないから、どのようにしていいか分からない
一体何をカンニングするのか、したらいいのか???
そうなると、つまるところ他人の答案を見るという直接行為しかできないのだ。。
ある試験などは5人程度だったと思うが、悪い連中が大講堂の最前列に陣取り、その真中に優秀な学生を取り囲み、試験問題を配っているスキに優秀な学生の頭を小突いて回答を書かせ、皆で順に写すという強引な手段をとった事もある。。
先輩などは、手のひらに収まる小さな紙片にびっしりと書き込み、手を平手に机に置いてその下に問題の紙片を置き、万が一見つかっても飲み込む覚悟でいた。私も一度見せて貰ったが、よく米粒にお経を書く人がいるが、まさしくそんな感じである。そこまでするんだったら、普通に勉強しらたいいのに??と思えるぐらいだ。
しかしこの先輩、おちょこちょい!!
試験前に図書館でセッセとミクロのカンニングペーパーを作成していた。
完璧にできたぁ!!と
勇んで、いざ試験に臨んだとき
カンニングペーパーがないことに気づき
青ざめた。。。
落としたのである。。余りにも小さすぎて一体どこで落としたのかすら分からなかったらしい。。。。
私も大失敗が一度あった。。
大学には第二外国語というのがあるが、私の大学ではドイツ語・フランス語・中国語・ポルトガル語だったと思うがこの中からの選択であった。。
なんとなくイメージとしてフランス語→フランス文学というようなカッコイイイメージがあるが、私は英語ですら強烈なアレルギーがあったので、とにかく簡単なものが選びたかった。
そこで先輩に聞くと、
「ポルトガル語や!あれが一番簡単や!先生も外人やし、適当でいけるでぇ!」
という事だったのでポルトガル語を申し込むと、どこで聞きつけたのか、私のような輩がワンサカ申し込み抽選になった。。
なんとか私は抽選にあたったのだが、同じポルトガル語を選択している人間をみると、どうも、出来の悪そうなのが集まっていた。。
先生は“ ロドリゲス ”さん!!
生粋のポルトガル人!!
当時最速のマラソンランナーでポルトガル人、カルロスロペス??(だったと・思うが・・)が大好きで、彼の話をしているとご機嫌だった。。
授業だが、先輩は簡単だと言ったが、それはある一定以上のレベルの者が感じる事であって
語学能力ゼロに近い私などにとっては相変わらずチンプンカンプンに変りはなかった。。
事実、卒業した現在、ポルトガル語で頭に残っている単語は
・ ・セニョール・・セニョリータ・・オブリガトォ・・ぐらいである。。。
だから結局試験になると、カンニング!!という事になる。。
この第二外国語のポルトガル語は簡単という事だったのだが、実は落とし穴があった!!
こんな簡単な授業!単位落とす奴がいるのぉ~??アホちゃうぅ~???という、トテツモナイ汚名が着せられてしまい…
女の子にも
そんな“アホ”は嫌い!と嫌われ
後輩に対しても、「あの先輩さぁ!ここだけの話やけど、ポルトガル語の単位落としたんやてぇ!」
「えぇ?ほんまぁ??普段偉そうに言うてるけど、実際はアホなんやなぁ!」
てな具合になるのだ。。。
そう考えると選択を誤ったのかも…端から難しい語学だと単位落としてもここまで“アホ”にされる事はないし、仮にカンニングという行為に出てもやりがいがある。。。
まぁどちらにしても大いに間違ったアホな感覚であるのだが。。。。
さぁそうなると小心者の私、何が何でも“ アホ ”の汚名は着たくないので、必死に考えるが、先輩のようなミクロのカンニングペーパーを作成するほどの集中力もなければマメさもない。じゃ他人の!と思うが、これが私レベルの“ダメット”さんがワンサカ!!
じゃ!どうすれば??・
結局、机に書くことにした。。危険だが、私の頭ではこのくらいしか思いつかなかった。。
ただしこの期に及んでも勉強をしよう!などとは一切思わなかった。。。
いまだに思うが、よく卒業できたなぁ??と考える事がある。
今でもたまに夢に出てくる事がある!
「単位がたりないぃぃぃぃ…・」と絶叫して、ムンクの叫びのような自分が…・
まぁそれはさておき
試験当日、早めに教室に入りベストと思われるポジションへと思ったが
すでに他の生徒も来てるではないかぁ!!
そして周りをみると、みんな机にコリコリと一心不乱に書き込んでいる。。。。
やっぱり・・同じ人種かぁ…・・
気を取り直し私もコリコリと机に書き始めた。。なるべく小さく小さく、いざという時には手の油(汗)で消せるぐらいに。。
いよいよ試験開始時間が近づいてきた!
ロドリゲス先生登場!!
が、なんか雰囲気がおかしい??
みな黙って先生を見ていると…・
おもむろに片言日本語で
「ミナサン!スイマセン!キョウシツガマチガッテマシタ!イドウシテクダサイ!」
「。。。。。えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」と皆、絶叫!!!
「エエードウシタンデスカ??ハヤクイドウシテ」
「。。。。。。。。。。。。」
移動のため教室を出るとき、フッと人がいなくなった机をみると
みょーな黒光がしていた。。。。。
そして気のせいか、ロドリゲス先生がニヤッと笑っていたような気がした。。。

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