2008年05月01日(木)
スパム・ポエム 
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subject
ちょっと教えてほしいな~
日本初です。
あと4時間で終了です!
恐妻家の方へ。
特別メール便
連休忙しいの?
あなたのアドを知ってる以上、私の正体が誰なのか限定されると思うけど。
覚えていませんか?
週末限定なんですけど、人妻で良ければ。
地元のオバサンを抱きたいですか?レベルは低いですが確実に抱けますよ!!
【NBonline No.497】「老人いじめ」で自民自爆、民主圧勝
私の事を普通の女の子として見て
具体的に言うと【お金】持ってます
お金持っててもおばさんだからダメ?
私に欠点があってもHだけなら出来る?
エッチはスポーツです。あとくされなく一度だけ会ってエッチだけしませんか?
フェチですか?
何で?
性生活に満足出来ない女性がたくさん参加されています。
おっぱい!おっぱい!
中村 キミエ[65歳]おはようございます。クソババとセックス100では足りませんか?ウンコ
折り返し1通で会う約束しませんか?
ココじゃないよ。
おさせ紹介所
好きな尻を選んでGO
なんとアバンギャルドな詩なのだろうか?って・・
これ実はすべてspamメールのsubjectを無作為にコピー&ペーストで取り出し
順序を並び替えて作りました。。
私が考案したspam poemです。。
手は一切加えていません。。
同じモノをを見た人は沢山いるはずで、“おっ”と気付いた人も多いはずだ!
この今やインターネット社会では何気ない日常の取るに足りない言葉を繋ぐことで、あらたな文学が容易に構築でき、キャッチーであり、かつ不可避的に背負った性欲という十字架に対し、えぐるように突き刺さる言葉の連鎖は、歪んだ現代社会をストレートに表現していると思えないだろうか?。。
これほど言葉が軽薄にも関わらず、このキャッチの奥行には計り知れない“男性天国”が見えないだろうか?そう絵が見える・・いや、情景を想起させる力強さがみなぎっていないだろうか?
同時にこれらの言葉はインターネット社会の常識的知識として、純朴な男性が騙されるための扉であることの恐怖感も漂わせている。これらを総合しても実に現代社会のある一部分の実相を見事に表した文学的要素、そう、絵画でいうところのコンテポラリ‐アートと同様のコンテポラリ‐ポエムとして見えないだろうか?
これらの言葉ひとつひとつを翻訳しても、外国人が反応するものはない!あくまで日本の社会環境の中で培われたエロスであり言葉ばかりだ。そういった意味においても日本独特の文化的背景を兼ね備えた言葉の連続性であり、日本が世界に誇れないにしても独自の文化を濃密に凝縮しているのは間違いない!!
ある意味、アートであり、日本社会を映す“コンテクスト”が内包されている。。
すばらしい!!!
・ …。。って、つい今しがた思いついてブログのために作ったのだが・・
不思議と脈絡がとれる・・おかしなものだ。。
日々、大量に流れ込むspam!メールを開くと迷惑メールフォルダーに仕分けしてくれてはいるのだが・・中に普通のメールが混ざってしまっていることがある。。
本来ならフォルダーを開くこともなく“空にする”というボタンをクリックすればいいのだが、もし混ざりこんでいては?ということの繰り返しで結局見てしまう。。
例えば詩?のなかの
【NBonline No.497】「老人いじめ」で自民自爆、民主圧勝
これなんかは、私が愛読している日経ビジネスニュースの配信なのだが、なぜか迷惑フォルダーに入るため一々仕分けしなくてはいけない。。
数日開かないと300とか400とか溜まりに溜まる、そうなると一通り見なくてはいけなくなる。
そんな作業を否応無くしていると
哲学者のような私ですら
「うん?これは!」
と、、不覚にも興味をそそられる“キャッチ‐”な言葉が・・
具体的な期待があるわけではないし、当然spamと分かっているのだが、それでも、クリックしてしまう、これは一体なんなのか???迷惑ということ以上に
すごい!と感心してしまう。。
このダイレクトに下半身を攻撃する言葉は一体なんだ???
私は常々これらspamのsubjectには感心を寄せている一人である。
これらを考えている人達は、至って優れた才能をもっているのではないだろうか?と思うのである。。ただ、それがストレートに日の当たる場所にニョキニョキ伸びることなく、屈折し折れ曲がった奇妙な草花として日陰に咲いているのでは?と…しかしその花は、本来陰鬱な色のはずが、実に原色の煌びやかな色彩を放ち、図々しくも僅かな栄養で力強く咲き誇っている。。
これ実はポルノ映画時代にも感じていた。
代表的な“昼下がりの団地妻”
など、谷崎潤一郎の耽美主義以上の甘美さと淫靡さを表現しているのは?と睨んでいた。
よく考えてもらいたい。この言葉に、実はエロスを直接的、説明的に表しているものは一つもない。しかし、昼下がりと団地と妻、この分解した単語には、当時の社会的背景、高度経済成長を境にそれら単語が本来の意味とは別の意味をもち一人歩きしだし、新たな意味の価値観が見事に融和し結実した金字塔的なキャッチだと私は考えている。
昼下がり・・高度経済成長により家庭内の電化製品が著しく発達し家事労働から開放された主婦に昼ご飯から夕飯までの間になんともいえない息抜きくつろぎの時間がうまれた。
そして
団地…土地高騰により、それまでサラリーマンの究極的な買い物だった一戸建てが絶望的な産物に変わりつつあり、あらたな住居としての団地が日本中に出現しだした。そこにはそれまでのご近所さんという価値観がなくなり、個々の生活が無機質に連結しただけの空間であり、人間社会の孤独感を象徴する建造物としての意味合いが生れた。
そして
妻
主婦にとって時間は持て余すが、かといって何かといっても金銭的な余裕もない。働きに行こうか?と考えたとしても、その当時女性が社会に進出するにはまだまだ高い障壁がそびえたっていた。。それよりもないよりも良妻賢母とは家にいて子供育てるという固定的なイメージが厳然とあり、それを払拭するような行為は反社会的にも見られるような道徳観があった。しかし、時間だけは無為に生れ、高度経済成長の戦場で戦う夫は猛烈社員という姿で家を省みない。。。
あぁ・・私の人生って…
そのなんともいえない主婦のモラトリアム状態を生み出した社会の中
日陰に似つかわしくない色彩を放ち、才能を間違った方向に延伸させている集団が
団地住まいの時間を持て余した主婦は昼過ぎになにしてる?という実に卑猥かつ猥褻なフィルターを通し“昼下がりの団地妻”という妄想を出現させたのだった。。
しかしこの言葉には、実は先述したようなその時代の実相が凝縮しており、ただたんなんるエロスとしてだけで捕らえきれないものが存在する。だからこそ、後年知った私ですら、なんかムズムズするような感覚が宿るのである。そうでなければこれほどまでに“有名”にはならないだろう・・それは多くの人間の感性を刺激したセンセーショナルなコピーであり、社会をストレートに映し出したある種の文学的要素がこの短文の中には盛りだくさんにあったと思うのである。。
それは今も形を変えて脈々と繋がっている。。
ある種の文化でありアートだ・・アンダーグラウンドではあるが。。
へへへ…、、
なーんて、、どうでもいい事を考えながら今日もspamメールを眺めながら
感じたのだが
【NBonline No.497】「老人いじめ」で自民自爆、民主圧勝
なんてsubjectなんか
自民自爆、民主圧勝
なんて言葉なんか
我々の実社会の苦闘からすれば
spam
しかも、下手くそな
Spamに見えるのは
私だけだろうか???

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