2006年02月06日(月)

お受験5

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よろしくお願いします。
「まぁ!実際はまだ試験もあるし、お正月終わってから考えてもいいかぁ!」
みたいな。。。。。
しかしマズイなぁ~。。自分の性格を考えると、とてもじゃないが絶対に”浪人”はできない
多分というより確実に簡単に”放棄”するだろう。。。
ある朝新聞を読んでいると、小さかったが変な記事に眼が止まった。。
龍谷大学・新入試試験を開始!
うん????
読むと、この時代より一芸入試という思想が各大学に芽生え始めていた。。
画一的な受験勉強による入試合格者だけでなく、他に無い一芸が秀でた者も実験的ではあるが迎え入れようとの主旨であった。
さて、龍谷大学はというと“論文入試”というのを実施するとのことであった!
一応通常の試験(確か英語と歴史だったと思うが・・)と論文の構成であった。合否の判断は、通常試験を一定以上の点を取り、そのボーダーを越えた者のみ論文を読んでもらえ、そして合否の判断を下される。。
私は思わず決心した!
“これで行こう!俺向きだ!”
どだい、勉強は嫌いだ。。
私には、はっきり勉強自体の“センス”がなかったし、何年も興味の無いものに束縛されるのは、まっぴら御免だった。。しかし大学という所には何の目的もないが行って見たい気がしていた。。
“酒飲んだり、クラブしたり、”なんか“ふわぁ~”と遊興の匂いがプンプンしていたからだ!!それ以外はない!
実に厚かましいグーたらした青年である。。
数日後先生から呼ばれた。。理由は来年の試験に関しての方向性、と言えばカッコいいが、平たく言うと“お前どないすんのぉ?”“もっと下の大学にしたら?”という事の話しだ。。
職員室に行き先生の前に腰をおろすや否や
「どうする??このまま希望通り受けるか??それとも学校かえるか??」
「あ~。。それなんですけど、論文入試受けようかと思うんですが。。」
「??あの新聞でてたやつ??」
「ええ。。」
「親御さんには??」
「言ってません。。普通の試験みたいに受けます。。」(まぁ、しかしすぐバレルのだが。。)
しばらく先生は考えていたが。。
「わかった!力になる!」だった。。
先生の言い分は、初回で合否判定が不明瞭であり、傾向も何もまったくわからない。。
だから今まで普通の受験勉強をしてきた奴は手を出さないだろう。しかしだから合格率が高いかというと、浪人で一発狙いが結構くるから倍率自体は上がるだろう!しかし他の試験に比べればその倍率自体は空虚な感じがある。との事だった。。
とにかくそれで行け!と、その日以降数回に渡り論文のトレーニングをしてくれた。。
今はどんな事をやったかは記憶にないが、たしか“お題”をもらいそれについて書いただけだった。。書いて持っていくと黙って読んで、次の課題を渡される。その繰り返しで何のアドバイスも貰えなかった。。が1度だけ教えてくれた。
それは、子供時分より教わっていた“起承転結”だった。
あのな、例題の文書にもかならず内容の構成上抑揚が存在するから、いち早く“キーワード”を絞り込め、そのキーワードを先ず起承転結のマトリックスに落しこんで、それぞれの起のテーマとしチャートを組んで膨らますんや!それで“承転結”も同じ作業を繰り返し、最後に横の繋がりを調整するんや!そうすると文章自体は纏まる!!
ただ問題がある。。
客観的評論みたいなのが良いのか、主観的意見が良いのか?それは判断する者の主観だろう!そこが合否の判断基準になるかどうか?よくわからないが、文章構成上の軸になるから気をつけないといけない。
その通りだ、初めての入試スタイルで傾向がわからない。それは出題に関しても、合否判断に関してもだ。確かに非常に判断する側の主観的要素が深く作用する。。
しかし先生のトレーニングは今から思い返すと案外どれでも対応出来るものだったような気がする。
受験勉強はほとんどしなかったが、この時の約1ヶ月間は根を詰め一生懸命やった。
なにより短時間でしんどい部分もあったが、楽しかった。。
年が明け一月後半より試験が始まる。私は論文以外の試験も受けた。もちろん推薦入試ではないので浪人と呼ばれる連中も参加する。毎回多分駄目だろう。。と思う反面、気持ちが論文入試一色に固まっていた。。
受ける試験の早い物から結果の発表が行われ、不合格の連発だった。。
その度に母親の形相が。。。
いよいよ論文入試に行く。自分でも意外なくらい落ち着いていた。。
試験会場に行くと、他の試験会場とは明らかに雰囲気が違った。。先生の予想通り、なんか年上の人間が多かった。風体もヒゲを生やした者や、なんか全体に“ヤサグレ”た感じであった。しかも試験管が注意事項の最後に
「あーそれと!喫煙は喫煙場所でお願いします。。」と言っていた。。。
午前中一般試験。なぜか出来た。。それは今までにない感覚であった。。
あれ??英文が理解できる??不思議だ??
おそらく論文が主体なので難度が低かったんだろう。
しかしこれでかなり落ち着けた!!
午後よりの論文!
いよいよ出題の紙が配られた!!
出題用紙をみると、
筑紫哲也の論評であった。(たしか朝日ジャーナルか新聞の)
内容は“現代の若者”についてであった。結論のない論評で、現代の若者の特異な生活や思考傾向についての話しで、いわゆる“今の若者わ!”というものだった。。
不思議だったのだが一切焦る事なく、ジックリ読んで“ふーん”と考え、書き出した。。
何時も読んでるような物だった。そして何時も読んでは自分なりに考えていたような、そう別に改めて身構えるものではなかった。。しかもつねに“なにおぉ!”と批判的に物事を考え構築する材料的文章でもあった。
しかし
今でも覚えているが、最初はその論評に迎合するような書き出しを行った。全体の構成もそういったものだったような記憶がある。。
それは試験という余所行きを意識したんだろうなぁと思う。。意識したわけではないが主体的な考えを封殺した。
暫くして、自分でも不思議なのだが、途中でうん??つまんない文書?と思い出した。。
なにか根拠がある訳ではなかった。でもなんか強烈な違和感が胸を突いた!!
こんなもの書いてもナァ!と感じて途中で批判的な文章、いつもの考え方に変更しようとした。しかし既に半分くらい書いており、修正が効かない!しかし強烈に修正しなくては!!という想いが自分を突き抜けた!!
“えい! もうええわ!”
やけくそで脈絡が乱れるが一気に方向転換した!批判的内容に変更したからには最後の“結”へは自分の考えを持っていかなければ只の拗ねた文章にしかならない。
最後めちゃくちゃだが、
大人が見る、いや見える若者がすべてだろうか?いつの時代も若者が時代を変える!一面的な不出来な部分のみで若者全体を論評するのは如何なものか?論評をする割りには若者全般を俯瞰したものではなく、狭小なる事象を特化しているだけである。そういった事柄は同世代の我々が一番気づいている。しかし新たな時代に対して活躍する若者が前世代以上に出現するのは何故か?常に大人から見た場合不整合な事柄は多く存在するが、飛びぬけた新しい力の存在も含めて考えなければ行けない!!
というような事を書いたと思う。。
実に不遜で生意気な文章だった。
結局最後読み返す時間もなく、誤字脱字も結構あったと思う!だけど何故か“スッ”とした。。
多分駄目だろう!と謙遜ではなく本当にそう思った!!
でも良かった、迎合するような文章は、なんか書けなかった!!
数日後結果発表!日曜日だったと思う。。
正直最後の発表であり、結果次第で“浪人”確定であったが
私は諦めていたので見に行くつもりはなかった。。
しかし母親は朝から“不機嫌”の頂点を迎えていた。。。
朝から父親や妹に“当り散らし”ていた。。昼飯を食い、部屋で本を読んでいたが、居間では父親と母親の言い争いが聞こえてきた。。
「しゃーないやろ!全部自分の人生なんやから!浪人しても。」
「。。もっと真剣にやったらええのに!いつもいい加減なんや!!だいたい論文入試みたいなわけのわからんもん受けて!」
という、言い争いというより、母親の不満を父親が受けるという、実に父にとっては休みに迷惑な状態であった。。明かに私に言っているのだが、直接はまだ最後の結果が出ていないせいかひかえていたのだろぅか???
よく分からない。。
とにかく家にいてられない状態だったので父親に
「俺、ちょっと結果見にいってくるわ…」
「あっそうか。。気ぃつけてな・・」
と家を出た。。たしか午後三時を回っていた。。発表は5時まででそれ以降は門が締まり見ることは出来ない。ギリギリの時間であった。
今の時間では“たぶん誰もいないやろなぁ!”朝は多いに盛り上がったやろうけど。。
一人掲示板の前で不合格を確認するのかぁ。。。。
なんだかなぁ。。
私が家を出ていった瞬間母親は、妹と父親に対して
「あのこは人生を舐めきってる!!だから浪人したらええんや!大体なんにもせずに大学受かるはずないわ!!出きるわけが無い!あんな子!!」
と近所に丸聞こえの大声で怒鳴っていたらしい!
トボトボ電車を乗り継いで大学に到着。やはり誰もいずシーンとしていた。構内に入り暫く歩くと発表の掲示板があった。
誰もいない。当然だ。一応確認した。
。。。。。
うん……・???
ある。。。
俺の番号???
あるーーーーーーーー!!!!!
驚いた!受かってる!!
慌てた。。
急いで家に電話する。
「もしもし」
出たのは母親だ
「はい、どうしたん?」
「いっ、いや、それが受かってるンヤ!」
「。。。??えーーーーーーーほんまかぁ???」
「うん、番号あったで」
「もっ、もう1回見てきぃ!!」
「あっ、うん、そやな!」
と急ぎ走って再度見に行った!
やっぱり“ある”。。
再度家に電話する。
涙涙。。。
後で妹から聞き、知るのだが、この電話のあと母親は涙ながらに、
「やっぱりあの子はできると思ってたんや~!!がんばってたもん!!私は信じていた!」
家族全員、
。。。。。。。。。。。。。。
まぁ、母親の頑なな哲学、学歴偏重があったから合格したのである。。
これは間違い無い。
この哲学は間違っているか正しいかは分からないが、今少し分かるような気がしないでもない。それが無ければ入試自体には逃避傾向気味ではあったが執着していなかったし、論文入試などに着目することもなかった。。そういう意味では子供に対する情熱の持ち方については少し考えさせられる所がある。。
しかし、正直な感想として合格した瞬間、責務をはたしたようになった。。
こののち”もうええやろ!勉強!”となり、私は入学早々から大学に行かなくなる。。。。
それは又後日に話します。。
びっくり★Ⅱも、よろしくお願いします。。

投稿者 junca 23:57 | コメント(10) | トラックバック(3) | スタイル
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合格してぇっす。
すごい受験体験ですねぇ・・・(T▽T)アハハ!
読んでいておもしろかったです。
龍谷には論文入試があるんですねぇ~!
私も希望の大学に受かりたいって気持ちが高まりました☆
これからもブログ頑張って下さいね☆
ゎたしも中学生の受験生です!!(^ω^)
ぉ互ぃ同じ受験生として頑張りましょぉッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!w
ブログ拝見させていただきました。
受験の話読みました。お母さんとの話すごいですね^^
また、びっくり★見に来ます^^。面白かったです
まだ結果出てませんが、もう浪人は勘弁です。
お母さんオモシロイ!!!
私も最後まで諦めずに大学現役合格目指して頑張りマス!!!