2005年11月02日(水)
亜米利加(ニ) 
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アメリカに行く事になった。嬉しいはずなのだが、行く根拠がわからないし、とにかく良くわからないまま出発日を迎えることとなった。
しかし、その当時景気も傾き、私自身も子供が生れと何かと金銭的には苦しい時期であった。それを考えると、アメリカなどは個人的に行ける筈もなく、そういう意味ではとてつもないチャンスだなぁっと他人事のように考えていた。
そして私と専務(現社長)の二人だけではなく、もう一人セクションは違うのだが同世代の男性が同行することとなっていた。実際はその男性と専務は渡米の必要性があり早々に出張が決まっていたのだが、割安なプランのせいか何か分からないがもう一人必要だったために私は選ばれたみたいだ。後で聞いたのだが、その当時の私の上司が推薦してくれたみたいだが、推薦根拠は結局今に至っても良くわからない。。。。その上司、今は在職していない。。。
同行の男性I氏とはそれまで喋った事もなく、正直あまり良い印象ももっていなかったので
10日間凄く苦痛な感じを想像していた。
なんかそれだけでも気持ちが重かった。。。はぁ。。
そして出発当日がやってきた。記憶は曖昧だが確か夕刻の飛行機で出発した。最初の到着地は“アトランタ”だった。
とにかく“ながーい時間”を飛行機ですごした記憶がある。スケジュールもなにももらっていない、とにかく専務のいう通りについていっただけだ。専務はもともと貿易商社から我社にこられた方で、アメリカであろうがヨーロッパであろうが、基本的には国内を移動するのと感覚は一緒の人なのだ。。。
飛行機を何時間乗ったのか正確な時間は記憶していないが、とにかく長かった。その間困ったのは“タバコ”だ。
今は知らないが、その当時ツーシートだけ喫煙席が飛行機内の座席最後列に設けられていた。しかしそのツーシートに途切れる事なく長蛇の列が毎時出来るのである。私もその列に並んだ。やっと自分の番が回ってき、タバコに火をつけると、なんとも言えない感覚、所謂我慢からくる“ハイ”な状態に耽溺した。そして口寂しさ“ライナス症候群”的にもう一本火をつけようと視線を上げると、長蛇の列の方々が“般若”のような顔で睨んでいたが、構わずもう一服すました。。。。
そのとき同じ思いで列に同僚I氏も並び、どちらからともなく“にっこり笑い”打ち解ける事ができたのだった。
このアメリカ行き面白くなるかも!となぜか不思議なわくわく感が芽生えた!!
そして、現地時間の何時だったかは定かではないが、晩にアトランタの空港に到着した。
これから何処にいくのかなぁ?と考える間もなく“黒人”でサングラスをした男性が我々3人に近づいてきた。その男性と専務が何かを喋り、喋った後に握手し空港を出て行こうとしていたので、私とI氏は慌ててその後をついていった。
どうも明日会う取引先のエージェントが手配してくれた運転手だったみたいである。。。。
とにかく次に何が起こるかまったくわからないのであるが、いつもの“まっいいかぁ!”式について行くだけだった。。。。。
そして車に乗りハイウェイを使いその日泊まるホテルへと向かった。そのときである!!
5~6車線が果てし無く暗闇に閃光を放ち、道の両脇は煌くイルミネーション!近未来都市の様相で写真でしか見たこと無いような綺麗な綺麗な人工的景色だった。
私は子供が電車で靴を脱いで車窓に噛り付くが如く、車の窓の外に釘づけになった!
都市の桁が違うー!!!
アメリカってデカイ!!!waaaaaaaaaa!!だった!
つづく。

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