2005年10月26日(水)
棲家 5
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あまりにもの大差に憤りがおさまらない!!うーん。。。。いやな1日になった。。。
さて気を取りなおし、当時の団地生活のその後だが、とにかく私にとっては団地生活は快適であった。しかし子供が生まれ、二人目まで生まれることになり、いよいよ手狭に成って来た。
そろそろもう少し大きな所へ引越ししないといけないと考えていたとき、偶然なのだが一戸建てを買えるチャンスに恵まれた。
こんなことを言うと生意気で不遜だが、私個人は別段欲しいとは思っていなかったが、周りがやいやい煩くなったので、なんとなくその流れの中に身を置いたようなものだった。
そう!このときから私は“ローンレンジャー”になったのだ!!25年の“労役”を嫁と母親に科されたのである(涙。。。。)
しかし資金的に中途半端だった。新築では足りないし、中古だと内容的には選べるのだが、その当時資金の範囲内で希望の立地に優良な物件が無かった。というように“帯に短し襷に長し”だった。
結果的には中古物件で選ぶことにした。一つだけ条件があった。私の両親の近くに住むということだ。実家で同居は物理的に無理なので、せめて近くに住めということだった。孫ができ、とにかくすぐに会える環境というのが両親の絶対条件であった。
なかなか住宅選びとは難しいものであった。。。
結果的には1年位かかった。
家を買うと決めてから約1年間は週末ごとにチラシを見、気になる物件はすぐに不動産屋へ電話し見せてもらっていた。ここは良いけどここは駄目というように絶対100%はあり得ないのである。もちろん新築で希望どうりに造ってもらったら当然100%に近い満足を得られるが、所詮人が長年住んでいた中古物件である、そんな希望に近い線で探しても無理なのである。
そして不動産屋も様々だ、親切な人もいれば熱心でウルサイくらいの人もいる。また正反対にいいかげんで横柄な人間も沢山いた。なによりも気に入らなかったのは、中古として販売する意思を不動産屋に伝えており、買いたい人が見に来るという前提にも関らず清掃を怠っている人が沢山存在したことだ。買ってもらいたいという感じがまったく無いのである。買う側からするとこれは非常にキツカッタ!
“もうちょっと綺麗にしておけよ!”
又不動産屋も凄いのが結構いた。ある日これが良いのではないかと不動産屋に電話を入れると、何処何処で待っていてくださいと返答、指定の場所で待っていると、現れたのは黒塗りのBMW7シリーズ!!なかから出てきたのは、安岡力也のような体格と顔、ダブルのスーツに腕にはロレックスの金無垢、そして、ぶっといブレスレットそして無口。。。。。
物件を見る前にどのように断ろうか思案した。悪い人ではないんだと思うが、もう少し衣装を考えてもらいたい。。。。
ある日、以前に一度お世話になった不動産屋から電話が入った。
ちなみにこの不動産屋は“哀川翔”そっくりだった。喋り方まで。
なんか胡散臭いのだが、嫁も母もどうもこの手のタイプに弱いみたいで、何かにつけ「そうよねぇ」
ってな具合で相手のペースに引き込まれていた。。私が「でも、」とかと言うようなものならば、「あんたはわかってないんやから!黙っとき!」ってな具合だ!
ふざけるな!俺の家ではないか。。。(涙。。)
そのニヤケタ哀川翔から、
「バッチリの物件があります!見に行きますか!」
嫁、母ともども「ハイ!」といいお返事。。
すぐに見に行くことにした、というよりも行かされた。
敷地は小さかったが、子供がいない夫婦で、なかなか綺麗に住んでおられた。駐車スペースもあり、絶対条件だった実家に近いということもクリアーしていた。
問題なくこれに決めた!
ここが現在の私の住まいだ。
しかしである、ここが重要だ!
私は家に平日おおよそ9時間から11時間いる、そしてその内6~7時間睡眠だ。そうすると意識ある時間は3時間から4時間である。そして出張が多い。ほとんど25年の労役で手に入れる家にいないのである。
うーん。。。でもよくよく考えると、「我が家!」と偉そうには言えない。
現在正確には、銀行さんのお家です。。。。
つづく

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